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選手の級別(A1・A2・B1・B2)を徹底解説

公開: 2026-03-20更新: 2026-03-25

ボートレースの級別制度とは?

ボートレースの選手は約1,600名が登録されており、その全員が「級別」というランクに分類されています。級別は上から順にA1級・A2級・B1級・B2級の4段階で、半年に一度(1月と7月)に更新されます。

級別は選手の実力を客観的に評価する指標であり、出場できるレースのグレード(格付け)にも大きく関わります。A1級の選手はSGやG1といった賞金の高いレースに出場できますが、B級の選手は一般戦が中心となります。

級別はボートレース予想において最も基本的な判断材料の一つです。出走表を見る際、まず各選手の級別を確認することで、そのレースのレベルや力関係をざっくり把握できます。

級別の審査基準

級別は「勝率」「2連対率」「3連対率」「事故率」の4つの指標に基づいて審査されます。審査期間は半年間(前期:5月〜10月、後期:11月〜4月)で、この間の成績が次の半年の級別に反映されます。

A1級の基準

A1級は全選手の上位約20%に相当する最上位ランクです。具体的な基準は、勝率6.20以上、2連対率30%以上、3連対率40%以上、事故率0.70以下を全て満たす必要があります。

A1級の選手は約320名程度で、SG(スペシャルグレード)やG1(グレードワン)といった最高峰のレースに出場する資格を持ちます。賞金ランキングの上位に入ればグランプリ(賞金王決定戦)にも出場でき、優勝賞金は1億円です。A1級は「ボートレーサーのエリート」と言えます。

A2級の基準

A2級は全選手の上位約20〜40%に位置するランクです。基準は勝率5.40以上、2連対率28%以上、3連対率38%以上、事故率0.70以下です。

A2級の選手はG3(グレードスリー)レースや一般戦の準優勝戦・優勝戦にも出場機会が増えます。A1昇格を目指して成績を上げようとする意欲の高い選手が多い層です。

B1級の基準

B1級は全選手の約40〜80%を占める中間層です。基準は勝率2.00以上、3連対率20%以上、事故率0.70以下で、A1・A2に該当しない選手がB1に分類されます。

B1級は幅広い実力層が混在しているのが特徴です。A2昇格圏内の実力者から、一般戦でもなかなか上位に食い込めない選手まで、バラエティに富んでいます。B1級同士のレースでは実力差が大きいことがあるため、勝率をしっかり確認することが重要です。

B2級の基準

B2級は最下位のランクで、全選手の下位約20%が該当します。養成所(やまと学校)を卒業したばかりの新人選手や、事故率が高い選手、成績が低迷している選手がB2に分類されます。

B2級の選手は一般戦が中心で、上位グレードのレースへの出場は限られます。ただし、新人選手の中には急成長してすぐにB1、A2へと昇格する有望株もいますので、「B2だから弱い」と一概には言えません。

勝率の計算方法

ボートレースの「勝率」は一般的な勝ち負けの割合ではなく、独自の計算方式で算出されます。

各レースの着順に応じて以下のポイントが加算されます。1着=10点、2着=8点、3着=6点、4着=4点、5着=2点、6着=1点。勝率は「獲得した合計ポイント÷出走回数」で計算されます。

例えば、100走して1着が30回、2着が20回、3着が15回、4着が15回、5着が10回、6着が10回の場合、合計ポイントは300+160+90+60+20+10=640点。勝率は640÷100=6.40となります。

A1級に必要な勝率6.20以上を達成するには、おおむね3着以内に入る確率が50%以上必要になる計算です。この数値からも、A1級の選手がいかにハイレベルであるかが分かります。

級別を予想に活かす方法

級別を舟券予想に活かすための具体的なポイントを解説します。

まず、同じレースにA1級とB1級の選手が混在している場合、基本的にはA1級の選手の方が信頼度は高くなります。特にA1級の選手が1コースに入った場合、その逃げの信頼度はかなり高いと考えて良いでしょう。

一方で、級別だけに頼った予想は禁物です。B1級上位の選手がA2級下位の選手より実力が上というケースは珍しくありません。級別は半年ごとの更新なので、直近の調子が反映されていないこともあります。

また、一般戦では級別差が大きいレースが多いですが、SG・G1では全員がA1級クラスの実力者が揃うため、級別以外の要素(モーター・コース・展示タイムなど)がより重要になります。

おすすめの活用法は「級別でまず大まかな力関係を把握し、次にモーターや展示タイムなどのデータで精度を高める」というステップです。級別は予想の第一段階として非常に有効な指標です。当サイトでは選手ページで各選手の級別や成績を確認できますので、予想の参考にしてください。

レースのグレードと級別の関係

ボートレースのレースにはグレード(格付け)があり、上位から順にSG(スペシャルグレード)、G1(グレードワン)、G2(グレードツー)、G3(グレードスリー)、一般戦となっています。

SGには年間8つの大会があり、出場資格はA1級の中でもさらに成績上位の選手に限られます。賞金王決定戦の優勝賞金は1億円で、ボートレーサーの頂点を決める大会です。

G1には各場の周年記念レースや地区選手権などがあり、A1級およびA2級上位の選手が出場します。G2・G3はレディース戦やルーキー戦など、特定の条件を満たした選手が出場する大会です。

一般戦は級別を問わず出場でき、B2級の選手も出走します。級別差が大きいレースが編成されることがあるため、力関係の見極めが重要です。級別の高い選手が少ない一般戦では、A2級やB1級上位の選手が「格上」として軸に適するケースが多くあります。

※ 本ページに記載の情報は参考情報です。実際のレース結果を保証するものではありません。 競艇(ボートレース)は公営競技であり、投票は適切な範囲内でお楽しみください。

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